絶対焼きたくない人の紫外線対策、UVケアのコツ



化粧品とグッズ

 

 

前項でも少し触れましたが、日焼け対策は1年中行うことがポイントです。紫外線は春や夏だけに出されているわけではありません。1年を通していつでも地上に届いています。紫外線量のピークになるのは5月とされているようですが、冬期でもその30~50%の紫外線がふりそそいでいます。冬でもあまり意識しないうちに日焼けしてしまうのです。従って、日焼け対策は1年中必要ということになるのです。

 

さて化粧品です。肌が紫外線の影響をできるだけ受けないようにするお役立ちアイテムとなるのが化粧品です。日焼け止めについても前項でやや触れましたが、日焼け止めはもはや必須アイテムです。

 

日焼け止めの選び方ですが、使用シーンに合わせて、SPF、PA指数が最適なものを選ぶのがコツです。SPFとはSun Protection Factorの略で紫外線防御指数です。UVB波の防止効果を表す指標で、肌が赤くなる原因を防ぐ指数です。例えばSPF30の日焼け止めなら、肌に赤い斑点が現れる時間を30倍に延ばすことができるという意味です。

 

PAはProtection Grade of UVAの略でUV-A防御指数とも言う、UVA波の防止効果を表す指標です。PAは皮膚の黒化が起こる原因を防ぎます。重要なのは、SPF、PA指数に関わらず、2~3時間おきに必ず塗り直すということです。暑いと汗をかくので、日焼け止めが取れやすくなっているからです。

 

女性の場合、顔にメイクをしているので塗り直すのが難しくなるので、SPF・PAが表記されているフェイスパウダーを利用して化粧直しをするといいと思います。

 

そして日焼け対策用グッズも活用しましょう。UV加工された傘は必須かもしれません。最近では男性でも日傘を使う人が増えています。ただし日傘のUV加工の寿命は約3年とされています。古くなったら買い替えましょう。

 

帽子も紫外線から肌を保護するのに役立ちますが、できればできるだけつばの広いタイプを選びましょう。

 

サングラスでもUV加工されたものが増えています。目の周りの皮膚は繊細ですから、紫外線から護るにはこれが役立ちます。紫外線が肌に直接当たらないようにするアームカバー、ロンググローブ、ストールなども役に立ちます。