絶対焼きたくない人の紫外線対策、UVケアのコツ



日焼けの基礎知識

 

 

ひと昔前なら、みんなで夏に行って砂浜に寝転んで肌を焼いたものです。しかし、今や日焼け対策や紫外線対策の話題の方が中心です。まっくろに日焼けした体は健康的!と言うのは過去の話となってしまいましたね。

 

勿論、まったく日光を浴びないというのも良くないのですが、それ以上に過剰な日焼けは健康を害するという事の方が重要視されるようになってきました。

 

そもそも日焼けというのは日光の過剰照射の結果で起きます。過剰と言うのは照射された紫外線がメラニンの保護機能より多くなった時のことです。メラニン成分量は各人によって差がありますが、もともと浅黒い肌の人は色白の人よりも基本的に多量のメラニンを持っています。つまり、浅黒い肌の人は日焼けしにくい体質ということです。

 

紫外線は波長によって3種類に分けられます。それはUVA(長波長紫外線)、UVB(中波長紫外線)、UVC(短波長紫外線)ですが、大気中にあるオゾン層を透過することでかなり取り除かれ、特にUVCはほとんど全てが取り除かれます。しかし15分程度の照射で日焼けが生じるUVAとUVBは結構残っているのです。

 

また、UVAとUVBは美容の問題どころか皮膚ガンを誘発する危険性もあるのです。これはどうにも見逃せません。

 

日焼けのレベルというのは2種類あり、ひとつはサンバーンです。これは紫外線を浴びた直後に出ないで、2~6時間後から皮が赤くなり、痛みもかなり出てきます。

 

もうひとつはサンタンです。これは24~72時間にわたって色素沈着が進みます。そして日焼け3~8日後には皮膚が剥離し始めます。皮がポロポロ剥けるアレです。もうこれ程までに日焼けをしようという人は少ないと思いますが、とにかく肌が焼けないよう対策をしたいものです。